12月のプレイ&アートは「ろう画」の第二弾。
前回のダイナミックなロウ画とは違った遊びで楽しみました。
保育園さんで細かな素材を沢山準備してくださっていたのでその素材をふんだんに使って自分の作品に並べていきます。
指先を使って遊ぶことが楽しい時期の子どもたちはつまむ遊びもとても好きですよね。
自分の好きな素材を好きなように並べて出来た作品は、その子の思いを伝えてくれる大切なメッセージです。
出来上がった作品を大切に愛おしいように撫でながらじっと見つめている子どもの様子から、表現した作品は自分の心の言葉であり分身なのだとあらためて感じました。
3歳児さんたちからは、
「持って帰りたい」という声。
先生はあわてて、
「ちょっとだけ保育園でも飾ってみたいなぁ~」
という事で保育室の中に、作品を置きたい場所を選んで飾って見ることにしました。
お友達と一緒に飾る子。
一人自分の好きな場所に飾る子。
お気に入りの場所があって、自分の気持ちが納得する場を一生懸命に探しています。
自分で自分の心地よさを探して
自分で決めて実行できることを通して、
自己決断の力が育っていくのでしょう。
作品作りは目的ではありません。
日常の保育での遊びが十分にあることが、この活動につながっています。
表現していく活動を通して自己を知る力、自分を信じる力、
自分で決断していく力、お互いの良さを認め合う力、につながっていきます。
クリスマスには、玄関に飾ってみんなで楽しんでいました。
(プレイ&アート担当K)