今晩は。雛人形、五月人形と木のおもちゃの寿月すみたやです。
クリスマスイブを明日に控え、今日は一日中、クリスマスプレゼントをお求めのお客様にご来店いただきました。
加えて、午前中にSBS報道部の岸本記者が、羽子板、破魔弓のお正月飾りの動向を取材に見えました。
18時前のイブニングeyeで放送されて、私も登場したようですが、お客様の応対中で見ることができませんでした。
取材中はだいぶテンパっていたので、その方が賢明かもしれません。
羽子板、破魔弓のお正月飾りの売り出しは、年内いっぱい。いよいよクライマックスに突入です。
浜松市は昔からお正月飾りの風習が盛んで、今年も沢山のお客様にお求め頂いております。
干支でいう鬼門の時期にあたる12月から1月を、赤ちゃんが無事に過ごせるように、と願いを込めて飾るお正月飾り。
その年に生まれた男の子には「破魔弓」を、女の子には「羽子板」を、おじいちゃん、おばあちゃんが贈ってお祝いします。
羽子板は、災いに例えた羽根を突き返すことから魔除けとしてお正月に飾られてきました。
また、羽根の玉には「むくろじ」の木の実を用い、「無患子」と書くことから、子どもが病気にならず無事に育つ。というおまじないの意味もあったようです。
破魔弓は、読んで字のごとく「魔を破る弓」であり、平安時代より伝わる「鳴弦の儀」に由来しています。
これは弓の弦を弾いて音を立て、邪気払いをする儀式で、皇室では今日でもお子様が誕生した七日目に行われています。
羽子板も破魔弓も、日本古来の伝統的な行事を表現した飾り物です。
時代は変わっても、決して変わることのない、子どもや孫の幸福や健康を祈るご家族の願いを形にしたものです。
赤ちゃんが大きくなられて物心がついた時、「これなあに?」と親御さんに聞いた時、「〇〇ちゃんが幸せになるように、おじいちゃん、おばあちゃんが贈ってくれたものだよ。」とお話してあげてください。
きっと自分が生まれてきたことを喜ぶと思いますよ。
寿月すみたやでは、12月31日まで無休で羽子板、破魔弓を展示しております。
是非、お越しください。
お待ちしております。
<寿月すみたやへのアクセス・駐車場のご案内>