雛人形ご予約会と並行して、羽子板、破魔弓、まり飾りのお正月飾り展示即売会も開催中です。
「羽子板」は、諸々の邪気をはねのけてお子様が健やかに育つようにとの願いを込めて飾ります。
羽根の玉には「むくろじ」という木の実が使われています。「無患子」と書きますが、「病気にならず無事に育つ」という意味で、古来から子どもたちの魔除けとして使われてきました。
「まり飾り」は女の子がまりのように円満に育つことを祈って飾る遠州地方独特のお正月飾りです。
また、男の子には「破魔弓」を飾ってお祝いします。
皇室で行われている「鳴弦の儀」は、弓の弦を引いて音を立て、魔を払う儀式ですが、弓矢の威力で妖魔を退けるものとして「破魔弓」という形の飾りとなりました。
いずれも、初めてお正月を迎える赤ちゃんの健やかなご成長を祈って、近しい方々がお祝をするという日本の伝統行事です。
本日現在、羽子板、破魔弓をそれぞれ30本程展示してございます。これから来月初めにかけて、展示数は2~3倍となります。12月31日まで開催しておりますので、皆様のご来店をお待ちしております。