緑色の段縅が華やかな鎧を、研ぎ出しの屏風、飾台にセットした高床台飾りです。
朱塗りを施した木地の上に黒塗をし、それを磨くことで下地の朱色を出現させる「研ぎ出し」は、日本の伝統工芸のひとつ。
柄の出方がそれぞれ微妙に異なり、同じ品は二つとありません。
どっしりとした飾台と、屏風に描かれた龍虎の盛り上げ蒔絵が主役の鎧を豪華に彩っています。
そんな勇ましい鎧の前で、ぐっすりと眠る赤ちゃん。なかなかの大物です。
優しく見つめるお母さんも嬉しそう。
きっと元気で優しい男の子に成長されることでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんが贈ってくださった鎧に守られて、すくすくと大きくなってくださいね。
どうもありがとうございました。