羽子板・破魔弓

羽子板・破魔弓

季節は秋真っ只中ですが、むしろ暑さを感じるくらいのこの三連休。
当店では既にお正月飾りの展示を始めています。
お正月飾りは、赤ちゃんが初めて迎えるお正月に、健やかなご成長を祈って飾るお祝いの「魔除け」です。
男の子には破魔弓を、女の子には羽子板やまり飾りを贈ります。
一般的にはお嫁さんのご実家や、お仲人さんが初子さんのお宅へお贈りするものとされていますが、近年ではご自宅で用意される方もいらっしゃいます。
破魔弓はその名の通り、弓矢の威力で妖魔を退けるための飾りです。弓の弦を引いて音を立て、魔をはらう「鳴弦の儀」は今日でも皇室で行なわれています。
羽子板は、諸々の邪気をはね(羽根)のけて、健やかに育つようにとの願いを込めて飾る品ですが、羽根の玉に使っている「むくろじ」の木の実が、「無患子」と書くことから病気にならず無事に育つという意味で、古来より子ども達のお守りとされてきました。
遠州地方では、昔からこの破魔弓、羽子板をガラスケースに収めた飾りを初正月を迎える赤ちゃんのお宅へ贈る風習があるのです。羽子板や破魔弓は12月初め頃から1月11日まで床の間や玄関先に飾ります。
寿月すみたやでは、12月31日までお正月飾りの展示即売会を開催しております。是非皆様お誘いあわせのうえご来店ください。
羽子板、破魔弓の詳細につきましては、下記HPをご覧いただければ幸いです。
http://www.sumitaya.cup.com/syougatu.htm

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