8月19日の昨晩。恒例の「おとなが楽しむアナログゲーム」を開催しました。
15回目のゲームナイトには10名の方にご参加頂きました。
20代から60代まで幅広い年齢層で、ベルズ、モンスターメニュー、ヘックメック、マスターレス人狼、横暴編集長、ワードバスケット、MOW、メイクンブレイク、ジュリエットと怪物、THE GAMEなどを楽しんで頂きましたが、なかでも盛り上がったのが「コードネーム」
赤と青の2チームに分かれて情報を交換し合うワードゲーム。
テーブルに並べられた25枚のキーカードには、「南極」「板」「プリンセス」などのコードネームが書かれていて、それぞれのスパイマスターだけが、どれが自分たちのチームのエージェントを示しているかを知ることが出来ます。
チームの一人がマスターをつとめ、他のプレイヤーは現場諜報員として、マスターからのヒントを基にキーカードの中から自チームのエージェントを探します。
キーカードの中には、赤チーム青チームのエージェントだけでなく、7人の一般人と共に暗殺者も1人潜んでいて、万一、現場諜報員が暗殺者を選んでしまうとその場でゲームオーバーとなってしまいます。
スパイマスターが現場諜報員たちに伝えて良いのは「単語」と「枚数」だけ。
マスターが「木 2枚」と言えば、キーカードの中の「木」に関連しているワード2枚が自チームのエージェントだということになります。
諜報員たちは、そのヒントを基にお互いに相談してエージェント候補を絞り、誰かがそのカードにタッチすると判定。
見事自チームのエージェントを当てればポイントとなり、続けてキーカードを推測することもできます。
諜報員の触れたキーカードが、自分チームのエージェントを示していた場合は、マスターは自チームの色のエージェントカードをそのキーカードの上に置くことが出来ます。
もし、間違えて相手チームのエージェントに触れてしまったり、一般人に触れてしまたら手番終了。
しかも、相手チームのエージェントにタッチしてしまった場合は、相手チームのエージェントカードを置かなければなりません。
万一、諜報員が触れたカードが暗殺者だった場合は、その場でチームの負けが確定してしまいます。
このゲーム、一番大変なのはスパイマスター。
常にキーカードを見て、的確なヒントとなる単語を導き出さなくてはなりません。
そして、できるなら一つの単語で2つ、3つのキーカードを推測できるような共通性のある言葉を考えたいところです。
とはいえ、共通のワードを多くすると一般人や相手チームのキーカードにも共通する可能性が高くなります。
しかしながら、一度のワードで沢山のエージェントを味方に当てさせることができた時は一気に勝利に近づくことができます。
昨晩は「レジャー」というヒントで、4枚のエージェントを味方諜報員に見つけさせたツワモノスパイマスターがいました。
初回はとまどいがあったプレイヤーも、コツをつかむとマスターをやってみたくなり、リプレイが続きました。
確かにマスターのヒント次第で局面が大きく変わるのでマスターの責任は重大ですが、その分ゲームの醍醐味を感じることができます。
一方、諜報員は、プレイヤーが6人以上いれば何人かで相談し合うことができるので、この手のゲームが苦手な方でも抵抗なく仲間に加わることができます。
知的な大人の言葉ゲーム、かけひきゲームとして仲間内で楽しむにはもってこいですね。
また、お互いのコミュニケーションを取ることが重要なので、工夫すれば職場の研修などでも使えそうです。
さてさて、こんな調子で昨日のゲーム会も気が付けば午前1時。
来月も開催の予定です。
また、9月4日の日曜日には、ゲーム輸入会社Kleeblattの代表であり、あそび文化研究所所長の畑直樹さんをお迎えして、アナログゲーム講座を開催することとなりました。
午前中(10:00~12:00)は、昨年10月にも開催してご好評を頂いた、保育士さん、放課後児童会指導者さんなど、子育て支援者様を対象とした講座を、
午後(13:00~16:00)は、当日開催の「まちゼミ」に合わせて「親子でのアナログゲーム体験会」を予定しています。
「まちゼミ」は、大人の方おひとりでのご参加も、もちろん結構です。
いずれも畑さんに講師をお願いしております。
巧みな話術と豊富な知識で参加者を飽きさせない面白講座です。
是非この機会にご参加ください。
詳細につきましては、下記をごらんください。
<おもちゃcafe特別講座&まちゼミ>
皆様のお申込みお待ちしております。