大安の本日、雨模様の中、朝から五月人形の配達が始まっております。
今年も沢山の武将モデルをご用命頂いておりますが、こだわりのあるお父さんに絶大な人気を誇っているのが「真田幸村公」です。
悲運の武将のイメージが強いため、以前はお祝事には敬遠されがちでしたが、その実直な人物像に共感される方が多く、近年では常に「好きな武将」の上位にランキングされています。
お節句用に制作された幸村公の鎧兜は「鹿角の脇立と六文銭」といういで立ちの品が殆どで、また、赤い鎧兜が多いのが特徴です。
「赤備(あかぞなえ)」は、武田二十四将の流れをくんでいるためと思われますが、幸村公の鎧兜は現存している物が少なく、実際に赤い鎧があったのかは定かではありません。
とはいえ、ひとりの武将が所持していた鎧が1点だけということはあり得ないので、きっと色々な鎧兜を身につけていたことと思います。
五月人形の鎧兜は、その武将のイメージを元に、現存している鎧兜をアレンジして制作した創作品と考えて頂ければ幸いです。
ということで、当店にも様々な幸村公の鎧、兜がございます。
ご来店の折には、是非ご覧になってくださいね。
こちらは収納型の着用兜です。
上記は赤備型の鎧です。
ちょっとシブくきめてみました。