五月人形

今年も見本市に行ってきました。

こんにちは。節句人形と木のおもちゃ・寿月すみたやです。
今日は朝からものすごい雨ですね。雨脚が弱まる兆しすらありません。
どちらかといえば空梅雨という感が強かった今年の6月ですが、梅雨空がこれまでのうっ憤を晴らしているかのようです。
できればほどほどにしておいて頂きたいところですが、農作物にとっては恵みの雨ですからね。
さて、本日は定休日なのですが、明日お届けに上がる保育園さんからの注文品が入荷するため、ひとり出社しております。
荷物の入荷を待ちながら、久しぶりにブログを更新しております。
今年も5月上旬から6月中旬まで、全国各地で開催された雛人形、五月人形の展示見本市に出向いてきました。
来年のひなまつり、端午の節句用の新作を、職人さんやメーカーさんが全国の人形販売店に対して提案する業界恒例の大商談会です。
ゴールデンウィーク明けの静岡雛具見本市から、東京、埼玉、千葉、岡山、京都、大阪、名古屋と毎週展示会場を回り、自社の来期商品の企画検討をしてまいりました。
メーカー十数社が合同で開催した関西節句人形見本市では、当店も昔からお世話になっている人形工房松寿主宰の節句人形工芸士・小出松寿氏の実演もありました。
小出松寿,雛人形作家,節句人形工芸士,人形工房松寿主宰
松寿さんのおひなさまは、柔らかい色彩としっかりとした仕立てで、毎年人気を博しております。
胴体に桐の木を用いるなど、天然素材を取り入れて昔ながらの製法を守り、丁寧な仕事が定評です。
小出松寿作雛人形の胴体は桐の木で出来ています
寿月すみたやでは、10月中旬から平成30年度の雛人形ご予約会を開催の予定ですが、松寿さんの新作も店頭に並ぶ予定です。
また、市松人形作家としても著名な小出松寿さん。
昔からの伝統を踏襲して、市松人形の髪型も「おかっぱ」を主とされていますが、同じおかっぱ頭でも、市松ちゃんのお顔は少しだけ現代的になってきました。
市松人形,小出松寿,新作頭
若いお母さんのお好みも少しずつ変化していますからね。
合同見本市会場には、こんな鯉のぼりも展示されていました。
鯉くぐり,鯉のぼり,
こちらは実際に揚げるというよりも、赤ちゃんやお子さんをくぐらせて遊ぷ「鯉くぐり」用の鯉のぼりです。
こんな鯉のぼりをくぐって健康を祈願するのも楽しいですね。
お店にもイベント用にひとつ用意しようかと思っています。
今年もたくさんの新製品がお披露目された節句人形見本市。
これから莫大な資料を基に自社のオリジナル品を企画して行きます。
10月からスタートの雛人形ご予約会、羽子板・破魔弓販売会で皆様にご覧頂けることを楽しみにしております。

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