木のおもちゃ

まちゼミ・紙けん玉チャレンジ講座

今晩は。節句人形と木のおもちゃ・寿月すみたやです。
夏休み最後の日曜日。寿月すみたやは午前中はまちゼミ。午後はアナログゲームをお求めのお客様で賑わいました。
得する街のゼミナール「まちゼミ」は、「作ろう。遊ぼう。紙けん玉チャレンジ講座」の第2回目。
本日も、日本紙けん玉協会静岡支部長で、紙けん玉1級。けん玉道三段の鈴木俊満先生を講師にお招きして、13組の親子さんに紙けん玉を体験して頂きました。
まずは参加者の皆さんに紙けん玉・メガホンを組み立てて頂きます。
鈴木先生の説明のもと、パーツをひとつひとつ切り離して「かみけん」を作り上げます。
紙けん玉講座,得する街のゼミナール,まちゼミ,すみたや,浜松
紙けん玉講座,得する街のゼミナール,まちゼミ,すみたや,浜松
出来上がった紙けん玉は、自分の好きなように色を塗ったり、絵を描いたりもできます。
紙けん玉が出来上がったら、次は「技」の解説です。
紙けん玉には10級から1級までの技と、けん玉の「もしかめ」にあたる「ビッグ&スモール」という連続技の11個の技があります。
まずは10級のスピーカーから順番に鈴木先生が実演。
それを見つめる子どもたちの目は真剣そのものです。
紙けん玉講座,得する街のゼミナール,まちゼミ,すみたや,浜松
紙けん玉講座,得する街のゼミナール,まちゼミ,すみたや,浜松
ひととおりの技の説明が終わり、各自、自分の紙けん玉を手に練習が始まりました。
軽い「かみけん」は、力配分が難しく、大人でもなかなかうまく行きません。
それでも練習を重ねる内、だんだんと技の成功率が上がってきました。
紙けん玉講座,得する街のゼミナール,まちゼミ,すみたや,浜松
中には即興でオリジナルの技を披露する子も。
3年前に広島で生まれた紙けん玉は、まだまだ発展途上の競技で「技」も限られているので、これから色々な技が考案される可能性があります。
紙けん玉は、広島・廿日市で、小学校教員だった砂原宏幸さんが教員時代に抱いていた「想い」を形にしたものです。
子どもからお年寄り、そして身体に障害を持っている方まで、誰もが安全に触れることが出来るけん玉として考案されました。
自分の手で組み立てることは、想像力や造形感覚につながり、絵を描いたり色紙などで飾ることでデザイン能力も養えます。
木のけん玉同様、繰り返して技を練習することで集中力を、自分だけの技を考えることで研究心を養えます。
また、ひざの屈伸運動を必要とすることから、適度な運動となり、健康つくりにもつながります。
そして何より、紙で出来ているので、誰でも赤全に楽しむことが出来るのが特徴です。
そんな紙けん玉に込められた思いを鈴木先生が語ってくれたところで、いよいよ検定に挑戦です。
紙けん玉講座,得する街のゼミナール,まちゼミ,すみたや,浜松
今回は参加者全員に紙けん玉10級検定に挑戦して頂きました。
10級はメガホンの一番大きなお皿部分にサイコロ(けん玉で言えば「玉」)を乗せる技です。
5回チャレンジして1回でも成功すれば検定合格。
でも、「試験」はいくつになっても緊張するもの。
皆、ドキドキの面持ちで先生の前に立ちます。
紙けん玉講座,得する街のゼミナール,まちゼミ,すみたや,浜松
先生の「1回目。はじめ。」の掛け声とともに、自分の手にした紙けん玉を振り上げて、サイコロをお皿に乗せる子どもたち。
1回で見事成功する子もいれば、もうちょっとのところで落としてしまう子も。
でも大丈夫。まだチャンスはあります。
「2回目。はじめ。」
「3回目。はじめ。」先生の声が続き、見守る親御さんたちにも緊張感が伝わります。
「4回目。はじめ。」
ふわっと上がったサイコロが、ぽ~んとお皿に乗りました。
「やった~。」思わず笑顔でガッツポーズ。
お父さん、お母さんと抱き合って喜ぶ子たちを見て、この講座を開催して良かったなあ。と思った次第です。
子供たちの集中力に、あっという間の1時間半でした。
素敵な時間を作ってくれた鈴木先生に感謝です。
今年の紙けん玉講座はこれにて終了となりましたが、来年のまちゼミでもまた企画したいと思います。
そんな紙けん玉は、寿月すみたやでも販売しております。
日本紙けん玉協会法人会員にも、本日早速登録させて頂きました。
今回の講座で使用した「メガホン」は1個税込356円。
もうひとつの「コンガ」は290円です。
どちらも気軽に遊べるので、是非一度おためしください。
さて、この夏のまちゼミは残すところあと2回。
9月9日と23日の「みんなで楽しむアナログゲーム」です。
23日の午前中はまだ空席がございますので、ボードゲーム、カードゲームにご興味をお持ちの方は是非、ご参加ください。
お申込みはお電話にて受け付けております。(TEL053-453-8111)
アナログゲームも紙けん玉と同じくらい面白いですよ。

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