雛人形

お人形のカビ防止に。

浜松祭り初日の朝は、生憎の雨模様。でもこれから徐々に回復してくるようですので、今晩は大丈夫かな。と期待しております。
端午の節句も目前となり、初節句のご家庭では鎧兜やお人形を飾っていらっしゃることと思います。
五月人形はお節句が終わったら、翌年まで収納しておくわけですが、五月人形、雛人形ともに一番の大敵が湿気です。
鎧兜やおひなさまをしまっておく場所に湿気が多いと、梅雨時などにカビが発生する可能性があります。このカビによって、雛人形の衣裳や鎧兜の縅糸にシミや変色が起こる事例が少なくありません。
お雛様や鎧兜の生地に発生してしまったシミは、基本的に取り除くことができませんので、気を付けて頂きたいのですが、それを予防する手立てをフェイスブックでお友達の鈴木玄さんから伺いました。
写真の「セナコート」は、生活用品の抗菌、防カビ、消臭剤です。これを、おひなさまや五月人形の外箱にスプレーしておくことにより、カビ対策ができます。

お人形を飾る時、もしくはしまう前に、お人形の外箱や袋にスプレーして、良く乾かしてください。その際、お人形や鎧兜には直接スプレーしないようにご注意ください。

これによりカビの発生を抑制することができますが、あくまでも効果が100%保障される訳ではありませんので、お人形を収納される場合は、できるだけ湿気の少ない場所(2階や押し入れの上段など)を選んで頂くことが重要です。
また、今日のようにお天気が悪い日にお人形をしまうと、湿気を孕んだまま収納されてしまい、内部からもカビの原因を作ってしまうことになりますので、お人形をしまうのは、晴れた天気の良い日に行ってください。
尚、セナコートについては、浜松市田町の「HAND WORK とりい」さんのブログで詳しく紹介されておりますのでご参照ください。
とりいさんの電話番号 053-454-8484

http://torii.hamazo.tv/e3519575.html
この他、お人形の飾台の畳をカビから守る「セナバリア」もあるとのことです。
節句人形の飾台は、昨今、和紙畳を使用することが多くなりましたので、以前程カビに悩まされることは少なくなりましたが、天然の井草を使用している品もまだまだございますので、こちらも効果が期待できそうです。
お子さまのご成長を見守る大切なお人形。是非いつまでも美しく飾っていただけることを願っております。

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