雛人形

「桃の花」のおひなさま

寿月すみたやも加盟している「全日本人形専門店チェーン」が共同開発した新作のおひなさまが、またひとつ発表となりました。
その名も「レースに誘われて・桃の花」。
昔から「桃の節句」と呼ばれているひなまつりですが、なぜか雛人形の屏風の柄には桜や梅が使われることが多いのです。
それなら、桃の節句にちなんだ桃の花の屏風を作ろう。という考えから昨年スタートしたこのプロジェクト。
マイベストプロ静岡でもおなじみのプリンセス・ミネンコこと、伝統工芸士の甲賀峰子さんがデザインした水彩画を、静岡市の雛具工房の若き社長・伊勢政洋さんが桐素材で屏風に仕立てました。
桃の花をレースに見立てた屏風絵は、京都の金襴工房もりさんの森栄彰さんによって水彩原画の風合をそのままに再現。淡いピンクの屏風枠や飾台とぴったりとマッチし、女の子のお節句にふさわしい可愛らしい作品となりました。
出来上がった屏風、飾台に乗るお人形は、江戸木目込人形の第一人者・金林真多呂さんが、特別に制作してくださいました。
パステル調の舞台に合わせて、ミントグリーンとサーモンピンクを基調としたおひなさまは、お姫さまの裳袴にもピンクの紗の生地を使っています。
春の訪れとともに新しい息吹を感じさせる親王飾り。
ご来店の折には是非ご覧いただきたい一品です。

レースに誘われて・桃の花
間口70×奥行40×高さ34cm

ピンクの「もばかま」も可愛らしいお姫さま。

水彩画風の屏風絵。プリンセス・ミネンコのサインもさりげなく入っております。

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