雛人形

繭の紅白梅はいかが。

昨日は嵐のような一日でしたね。
高校サッカーの応援に行った娘が、夕方びしょ濡れになって帰ってきました。
今日はお天気も回復して、皆さん昨日できなかった事をされるのでしょうか。
寿月すみたやでは、ひな人形のご予約会を開催中です。
お嬢さま、お孫さまの初節句をお考えの方は、是非一度ご来店ください。
今日は、おひなさまを彩る脇役のひとつ、「紅白梅」をご紹介します。
京都御所の紫宸殿のお庭に植えられている、左近の桜と右近の橘を模写した「桜橘」は、一般的に雛人形飾りに良く用いられています。
この桜橘の代わりに、紅白の梅を模した品を飾る場合があるのですが、これが紅白梅です。
紅白梅も京都御所に植えられているので、それを知った雛具屋さんが考案したものと思われますが、特に木目込人形のおひなさまなどに良く使われています。
桜橘も紅白梅も、その花びらには絹やちりめんなどの生地が使われることが殆どですが、写真の繭玉紅白梅は、蚕の繭をそのまま花びらに加工しています。

繭の自然な曲線を生かした繊細な風合いが、梅の花の可憐さを見事に表現しており、紅白梅だけでも鑑賞できるほどの完成度を誇っています。
さりとて、自らの存在感を強調するわけではなく、この紅白梅をおひなさまの横に飾ると、そのお人形の格を上げてくれるという好アシスト役です。
普通の桜橘と比較するとお値段も3倍くらいするのですが、それだけの価値がある逸品で、毎年若いお母さんの注目を集めています。
山形の工房でひとつひとつ丁寧に作られた「まゆ玉紅白梅」。ご来店の際は是非ご覧になってください。
桜橘や紅白梅はこの他にも、素材だけでなく形状など、今では随分色々な品物ができて個性豊かになりましたので、ご自分のお好みで選ばれるのが良いと思います。
本日も皆様のご来店をお待ちしております。

おひなさまの詳しい情報。及び店舗へのアクセスにつきましては、寿月すみたやホームページをご覧になってください。

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