雛人形

節句人形研修会

昨日に引き続き、節句人形研修会のご報告をさせて頂きます。
研修会2日目の14日は、香川県・善通寺市にある不二鋼業さんにお伺いしました。
不二鋼業さんは、雛人形や五月人形の飾り台、屏風などを専門に作っているメーカーさんです。
今回は特別に工場内を見学させて頂き、木製品の製造工程を勉強させて頂きました。

担当の方の説明とともに見学の始まりです。

平積みされた飾台の枠。塗装前の品です。

塗装前にもう一度ヤスリをかけて表面を滑らかにします。

下地塗り中の屏風枠。青い壁の向こう側で、機械による塗料の吹き付けが行われています。そのあと乾燥室を通り、また吹き付けの所へ戻って来ます。この作業を3回繰り返します。

下地塗りした屏風枠を研磨します。ラインを通すと自動的にヤスリがかかるようになっています。

研磨の後は、エアーで埃を丁寧に取り除きます。

上塗りの塗装室です。手前では今一度念入りに埃を取り除いています。その後、手作業による塗料の吹き付けが行われます。(奥側)

ここでは、上塗り塗装した屏風枠に「ボカシ」を入れています。

屏風の絵の部分です。刺繍の上に金彩加工をしているところです。

仕上がった絵を屏風の枠に取りつけます。この後裏側に紙を貼って完成です。

出来上がった品から箱詰めされていきます。

いつも完成品しか目にすることのない雛具の製造工程を見ることが出来たのは、その製品を販売する者としてたいへん参考になりました。
今回、見学をさせて頂いて気づいたのは、思っていた以上に手作業による工程が多いのだということです。
その年に誕生されたお子さんの数がMAXの需要である節句品は、車や家電製品に比べて生産数が圧倒的に少ないのが現状ですので、中々オートメーション化が難しいのも事実です。
しかしながら、節句品のメーカーさんが手作業にこだわる理由はそれだけではありません。
お節句の品は、日々の生活の中で使って消費する品物ではなく、お祝の品として飾って楽しむものであるからこそ、細部にまで目を届かせ、各工程でチェックをする必要があるのです。
不二鋼業さんの作品は、当店でも取り扱いをさせて頂いております。その出来栄えを店頭でご覧頂けますれば幸いです。

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