やっと雨が上がったと思ったら、いきなり真夏がやってきました。
夏と言えば「昆虫採集」。誰にでもある子どもの頃の思い出です。そんな「虫採り」をベースにしたカードゲームをご紹介します。
「昆虫ゲッチュ!」
対象年齢:7歳以上
プレイ人数:2〜4人
条件を満たして昆虫カードをゲットし高得点を狙う戦略ゲームです!
昆虫採集の腕前レベルが違う3人のチームを自分の手札とし、昆虫カードを参加人数に応じて配ります。
昆虫カードは自分の前に裏向きに積んで山札とします。このカードの内容は見ることができません。
昆虫カードにはゲットするために必要な人数が描かれています。
例えば、このアゲハ蝶をゲットするためには「メンバーカードが2枚接していないといけない」ということになります。(自分のチームのメンバー2人でなくても構いませんが、その場合は虫の取り合いになります。)
時計回りに手番を行います。
自分のチームのカードを一枚、すでに出ているカードの横に配置するか…
配られた昆虫カードを自分の山札から1枚配置します。
このように二人以上のカードで条件を満たせば昆虫ゲット!となります。
他のチームと競り合った場合は、同じチームのカードの腕前ポイント(左上のマークの数)の合計が高いプレイヤーがその昆虫をゲットできます。
下の画像では、青チームは3ポイント、赤チームは4ポイントなので、3点のアゲハ蝶は赤チームがゲットします。
両者の腕前ポイント合計が同じだった場合は、隣接している枚数が多いプレイヤーがその昆虫をゲットします。
腕前ポイントの合計も枚数も同じ場合は、誰もその昆虫を採ることができません。
手札のメンバーカードを出す代わりに、山札の昆虫カードを場に出すこともできます。
必ず他のカードと隣合うように出しましょう。
全員が手札と山札を出し切ったら終了です。
得点計算に入ります。
条件が満たせなかったり、下の画像のように、チームメンバーの腕前ポイントと人数が同じだった昆虫カードは誰も取ることが出来ません。
条件が満たされていれば、昆虫カードを次々ゲットできます。
上の画像では、セミ、タマムシ、を赤チームがゲットします。
ヘラクレスオオカブトムシはメンバー3人が必要なので、採ることができません。
また、スズメバチは採ってしまうとマイナス3点になってしまいますが、こちらもメンバーが2人隣接していることが条件となりますので、赤チームは捕獲せずにすみます。
裏向きになっている昆虫カードは、誰も捕獲できなかった虫たちです。
最終的に、ゲットした昆虫カードの合計ポイントが高いプレイヤーの勝ちです。
カードを並べていくだけの単純なルールですが、中々に考えるところもあり、ご家族で楽しんでいただくにはもってこいのゲームだと思います。
この「昆虫ゲッチュ!」で遊んだ後は、虫カゴを持って外に遊びに行こう!(でも熱中症に注意!)
昆虫ゲッチュは、税込1980円。寿月すみたやで販売中です。