雛人形

古典のおひなさま。復刻。

全日本人形専門店チェーンが企画し、加盟店が共同開発したおひなさまがお披露目となりました。
女雛の頭に冠を配して、衣裳の袖には豪華な刺繍を施し、肩から飾り房を垂らしました。
昭和30年代に一世を風靡したスタイルです。
復刻品にふさわしく、お顔も昔ながらの技法で制作されています。
現在、おひなさまのお顔は、石膏で型を取る方法が主流ですが、当時は桐の粉を膠で固めて作った「桐塑(とうそ)」が一般的でした。
桐塑頭は、ひとつひとつを手彫りで仕上げるため、制作にたいへん手間と時間がかかります。
そのため、現在ではごく僅かな職人さんの手によってのみ作られています。
今回、桐塑頭を50年に渡って制作されている、さいたま市在住の大塚玉映さんに特別にお顔を作って頂きました。
全国で50体限定の「古今雛」。
古典の薫りただよう名品を、初節句のお祝いの品にいかがですか。
屏風や飾台などは、お客様のお好みに応じてセットいたします。

三五親王・古今雛。
頭師:大塚玉映。着付師:津田蓬生。俊齋人形工房監修。

制作中の大塚玉映氏。

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